HIVはどんな病気?

体の中には、T4細胞というものがあります。
実は、外から病原菌がはいってくると、T4細胞はすばやく感知して分裂増殖をいたします。
そして増殖したT4細胞が命令して、体の中で様々な抗体ができあがます。
この抗体が外から侵入してこようとする病原菌を撃退するのです。
ところがHIVが体の中に侵入すると、このバランスが崩れてしまうのです。
HIVはT4細胞の中に侵入します。細胞の中にじっとひそんでいるのです。
やがて、外から病原菌がはいってこようとすると、いつもの通りT4細胞は分裂増殖を起します。
ところが、T4細胞にひそむHIVウィルスはとても狡賢いヤツでして、一緒に増殖するのです。
つまり、T4細胞が外からの病原菌を撃退するために増殖する動きを利用して、HIVも一緒に増えてしまうのです。
普通に生活しているだけでHIVが増えつづけるということです。
このHIVウィルスは増殖をつづけ、T4細胞を破って外にでて、新たなT4細胞を見つけにでかけます。
HIVがT4細胞の膜を破って外に飛びだすと、T4細胞は死んでしまいます。
すなわち、T4細胞は外からの病原菌をやっつけようとして増えるのに、中にひそんでいたHIVも一緒に増えてしまい、増殖したHIVに殺されてしまうのです。
ですから、普通に生活をしているだけで、エイズウィルスはどんどん増えつづけるのです。
そして増殖しながら、T細胞という抗体をつくりだす細胞を殺してしまいます。
そして結果として、免疫力がなくなってしまうのです。

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